MASTER-PIECE 僕らがイマ、欲しいモノ VOL.08

MASTER-PIECE 僕らがイマ、欲しいモノ VOL.08 MASTER-PIECE 僕らがイマ、欲しいモノ VOL.08

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古くから、長きにわたってその価値を評価され続けているモノ。僕らはそんな伝統的なモノにいつも魅了される。一方で今の気分や潮流に合う、いわゆるトレンドのそれにも目がない。古いモノも新しいモノも、詰まるところ好きなモノは好きなのだ。1863年、トーマス・ケイが毛織物向上支援の為に移住したことから始まった<PENDLETON(ペンドルトン)>。ネイティブアメリカンの伝統的な柄が特徴的な、老舗のウールウェア・ブランケットのブランドだ。ブランケットの製造を始めたのは1909年で、実に100年以上もの年月の間、世界中で愛され続けている。そんな伝統的なチェック柄をベースに、型/素材/配色に至るまで今のファッションシーンに調和させた別注モデル。起毛させたコットン地が柔和な印象のオープンカラーシャツは、ブランド王道のBOARD SHIRTというモデルを少しルーズにしたもの。アウターインでも1枚着でも、その姿はさまになる。落ち着いた配色が魅力のCPOシャツは、ポリエステルベースにウールを混ぜたツイード調の素材を採用。受け継がれてきたブランドの表情を変えることのない新しい素材だ。デザインとシルエット、まさにその双方にトレンドが体現されていて、シャツとしてもジャケットとしても活躍してくれる。伝統的な柄を、今の時代の色やシルエット、生地で表現したハイブリッドなシャツ。こういったファッションにおける様々なアップデートが、これからも僕らを楽しませてくれる。

Photographer: Kengo Shimizu

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